大きな屋根の白い家*blog*

終わりなき「家づくり」の話題を中心に、この家での暮らしや趣味などを綴ります。

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目標はバッハ

ピアノコーナー

窓、閉めた。閉め忘れ、なし。隣の奥さん?よし、出かけた。向かいの家、車ない、多分無人だ。来客予定もなし。……作戦決行。

えっと、これだけしないと恥ずかしくて弾けません。ピアノの話です(笑)。

先日、ピアノをやっと前の家から運んでもらい、今日調律してもらいました。3度の引越しを経たにもかかわらず、実は調律、12年間してませんでした……。

調律師さんは、和歌山の「服部楽器」から来てくれた白髪のおじいさんでした。調律道具を入れたカバンを重そうに持ち、よろめきながら階段を登ってきたところなどを見ると、おじさんとは言いがたいその人。1時間半ほどかけてじっくり調律してくれて、「長いこと調律していない割に、具合はいいですよ」と言ってくれました。調律がすべて終わって、すっとピアノの前に座ったおじいさん、すばらしい音色を聴かせてくれたんですよ! 誰でも知っているクラシックピアノの名曲(でも曲名は思い出せない……ああ、長いことピアノから遠ざかっているなぁと、こんなときにも感じます)を、洒脱なアレンジでさらっと弾いて音とペダルの最終チェック。ブラヴォー、おじいさん素晴らしい、ブラヴォー!

このとき、不覚にもふっと涙がうかんでしまいました。こんなに長いこと放ったらかして、調律もせず、ほとんど弾かず、ピアノが可哀想だなぁ。高校まで細々とレッスンを受けていたけど、すごく嫌々練習してたなぁ。上手な人が弾いたらこんなにいい音が出るのになぁ。

それで、お隣の奥さんが出かけるのを待って(笑)、ピアノの前に座ってみたんです。まず浮かぶのは、発表会で弾いた曲。失敗のないよう、練習を繰り返して、頭と指にたたきこんだ曲たち。モーツァルトのソナタ、ショパンのワルツ、サティの小曲……ダメ、全く指が動きません。遡ってバッハ、これなんかもっとダメ、左手がW杯の柳沢ばりに派手に音を外すので、そもそも曲にならない(涙)。ようやく小6で弾いた「エリーゼのために」で、なんとか曲として成立しました。でも……自分でも信じられない、この下手さ。もうちょっと弾けるかと思っていました。

ピアノ、今なら嫌にならずに練習できるかしら。このピアノに対する罪悪感は、なんというか……蓋も開けていなかったことに対してだと思うんですよ。下手でも、毎日弾いてもらえてこそのピアノでしょう。実家の母は、和歌山にひとりも友達がいない私を心配して(私はけっこう平気なんですが)、「習い事でもしたら?」とよく言うのですが、ピアノもありかなぁ、とちょっと思いました。ただ、ピアノってだいたい個人レッスンなんですけどね(笑)。

2週間ほど、こっそり練習してみます。それで嫌にならなかったら、先生探そうかな。バッハのインベンションを、また弾けるようになりたいです。

写真は、ピアノを置いた2階ホール。奥が子供部屋のドア、左手は、変わった形の本棚です。

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